「地銀消滅」@平凡社 発刊
弊社代表 高橋克英の著書「地銀消滅」(平凡社新書)が
平凡社より発刊されました。
平凡社新書編集部の和田康成さん、色々と有難うございました。
皆様ぜひご愛読頂ければ幸いです。
<概要>
人口減少、低金利、デジタル化という三重苦により、
地方銀行は〝消滅〟の危機に瀕している。
しかし、業績不振は本当にこれら外部要因が理由なのか。
顧客のメリットを第一に考えない店舗運営、収益目線の欠如が、
顧客離れと、赤字事業の垂れ流しを招いていないか。
事業のスリム化と、本業の貸出業務への集中が求められている今、
「顧客目線」「収益目線」を取り戻すことこそ、
地銀が生き残る道であると提言する。
<主な目次>
第1章>スマホ化が地銀を隅に追いやる
3大ビジネスが苦戦/スーパーアプリの衝撃/スマホ銀行か、DX企業傘下か
第2章>メガ地銀の誕生
【期間限定】地銀再編キャンペーン/総資産20兆円20グループ時代/メガ地銀誕生へ
第3章> 第二地銀の末路
第二地銀の苦難の歴史/第二地銀37行三つの分かれ道/東海地方、地銀再編の前触れ
第4章>店舗と人材は不要になる
店舗の3割削減だけで十分なのか/本店建設と超豪華な研修施設/早期退職制度の導入
第5章>法人向けも個人向けも苦戦
法人向けの貸出とAIレンディング/地銀が投信販売をやめる日
第6章>「新規事業」の拡大は収益にならない
「何もするな」/「新規事業」子会社乱立の山口FG/「お花畑」的施策がダメに
第7章 >魅力ある地方と地銀のすれ違い
東京進出する地銀/ニセコにないローン/京町家向けローン/沖縄独自の取り組み
終 章>東北がフロントランナーとなる